RPA (Web情報回収010_Botの起動について_フォームとプロセス)

■Botの起動方法について調べてみた
特定の日付の新商品情報をwebsiteからとってくるBotはだいたい形になったので、その実行をメールなどのトリガーからできないか調べてみた。
イメージとしては、メールの本文などにとってきたい日付を入れて、メールの送受信で起動する形だけど、どうやらメールのトリガーではメール本文の内容を読み取るといったことはできないよう。
Botを起動するEメールについて、対象とするメールの件名などは設定できるけど、中身を読み取るようなオプションなどはなかった(下の図:これより上はメールサーバへの接続の設定)。

今は、固定の値を日付の変数に入れているので、何かしらユーザ側から入力するところがないと、いちいちRPA上の日付を変える必要があるので使えない。


何かないか探していたら、Botを作成するようにプロセスとフォームというものが作成できるよう。


さっそくsampleProcess, sampleFormと適当に名前をつけて作ってみた。
プロセスの図が上、フォームが下。

プロセスはBotと似たような画面だけど、左側のメニューは、Botのときは変数やアクション、トリガーとあったのに対して、こちらは要素、タスク、Logic、エンドポイントとある。タスクの中にBotタスクというものがあったので、どうやらBot同士をつなげて、一連のBotを連続して実行できるものだと思う。
フォームはユーザからの入力を受け付ける画面がつくれそう。

プロセスの中の開始の部分で初期フォームとしてsampleFormを選択し、続くBotタスクに作成したwebsiteから情報を集めるBotを設定した。
これで実行してみると、まず下のようなフォーム画面が表示され、テキストボックスに値を入力することができた(ただ、この入力した値が続くBotに受け渡しされていなかったが)。

トリガーから変数を受け渡すといったことはできないようなので、フォーム、プロセスを使った方法でBotの実行方法をもう少し検討してみる。