CentOS Stream9 のインストール

■インストールした際のメモ。
Dockerとかパソコンに入れていたら空き容量も少なくなってきたので、前に買ったIntel NUCのパソコンに移していきたい。前にCentOS Version8 をインストールしたけど、新しいバージョンも出てきているので、CentOS Stream9 を改めてインストールした。

パソコンスペック
プロセッサ:INTEL, i5-8259U
メモリ:Crucial PC4-19200(DDR4-2400), 16 GB
ハードディスク:Crucial SSD, 500GB

OS:CentOS Stream9(CentOS-Stream-9-latest-x86_64-dvd1.iso, サポート期限2027年5月)


公式ページから、CentOSのISOファイルをダウンロードして、rufus(rufus-4.1.exe)を使ってブートできるUSBドライブを作成。作成時の設定は以下。

パーティション構成はGPTに設定。MBRではうまくいかないよう。

NUCにこのUSBメモリを差し込み起動し起動すると、Install CentOS Stream 9 というメニューが出る。あとはインストールのウィザードに従って進めるだけ。

最終的には簡単にできたけど、いくつか試行錯誤したので内容をメモしておく。
1.パソコン起動時にF2, F10などのキーがきかない。
前にいじった際にFast Bootの設定になっていたよう。起動した後には通常通りキーボードが使用できるので、なぜ起動時だけきかないのかよくわからなかった。NUCの電源ボタンを3秒ほど押し続けると、電源ボタンのメニューが出るので、そこでF3を押すと解除できるそう。

2.起動時のメニュー選択の時間が短すぎる。
上のキーボード操作ができるかを判断するにしても、メニューの選択が5秒ほどしかなく、インストール済みの CentOS Version8 がすぐ起動してしまう。この設定時間を延ばした。
viエディタで、/etc/default/grub のタイムアウト設定を変更して次のコマンドを実行。
grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/centos/grub.cfg

3.(多分)MBRで作成したときの挙動
パソコン起動時にF10キーを押すと下のような画面になり、ここでUSBを選択すると、GRUB version 2.06のコマンドラインが表示された。

表示されると、Minimal BASH-like line editing is supported. For the first word, TAB lists possible command completions. Anywhere else TAB lists possible device or file completions. といったメッセージが出ており、ls コマンドで入れると (hd0) や (hd1,gpt1)といった表示がされる。エラーで見れないものもあるけど、中には CentOS Version8 のファイルも入っていたので、現行のシステムも含めて表示されているよう。多分ここから CentOS Stream9 をインストールすることはできないのではと思う。

あと、ポータブルディスプレイやテレビへHDMIケーブル経由で画面表示させていたけど、CentOS Version8のときは、ポータブルディスプレイでは、Intel NUCの起動画面までは表示されるけどCentOSが起動した後は画面表示されなかった。Stream9にしたら、起動した後も画面表示されるようになった。