スマホでの本人確認(Paypay自動車税支払いでのeKYC)

■初めてスマホでの本人確認を行った話。
ここ数年くらい、自動車税の支払いをPaypayで行っている。去年も郵送されてくる振込書のバーコードをPaypayのスキャン支払いで済ませていたと思うけど、今年も同じようにやろうとしたら、本人確認を求められた。

確認の流れは下の通り。
1-1.運転免許証の表面を撮影。
1-2.運転免許証の厚みを撮影。
1-3.運転免許証の裏面を撮影。
2-1.本人の顔を撮影。
2-2.まばたきチェック。

厚み?まばたきチェック?初めて聞くものだった。
厚みの撮影では、撮影用の枠は台形のもの。厚みを見るなら、表面や裏面と同じく細い長方形でないのと思いつつ、ネットで調べると、免許証を傾けて台形状に撮影するよう。表面や裏面を撮影したものがコピーを写したものではなく、実物を持っていることを証明するためだと思う。
まばたきチェックも本人の顔として写したものが画像などでなく、実物を写したことを示すためのよう。部屋で撮影したので、後ろに何も写らない方がいいと思い、少し動いた場所で撮影した後に移動してからまばたきチェックをしたら、全然承認されなかった。30分ほどいろいろなまばたきを試してみたけど、一向に承認されないので再度やり直し。
前の手順で撮影した顔に対して、目元部分だけの変化を確認しているなら、背景含め同じ状態にした方がいいかと思い、次はスマホをなるべく固定する形で、顔の撮影からまばたきチェックまで行った。それが良かったのか、すぐに承認された。

必要な情報を送信して後は審査待ち。窓口で免許証を提示して本人確認を行うときも、免許証の所有の確認と免許証の顔写真と本人を照合という方法で本人確認を行うので、基本的なプロセスは変わらない。そこにスマホ経由での偽造防止のプロセスが入った流れという認識。
ちなみに、eKYCは、electronic Know Your Customerの略らしい。