バッチファイル(ファイルの中身を見るType)

■コマンドTypeを使ってみる。
コマンドプロンプトのTypeを試した。helpコマンドからは、「TYPE テキスト ファイルの内容を表示します。」とある。

実際に、Word (docx), Excel (xlsx), リッチテキスト (rtf)に対してTypeコマンドを使用すると、文字化けしたり記述している以外の情報も出てきたり、正しく表示されない。テキストファイル(txt)は、コンソール画面に内容が表示される。おそらく、メモ帳で開いたときの内容が出てくるものだと思う。
何か使い道がないかと思い、オプションを確認してもhelpで見たものと似たような内容しかない。

ワイルドカードは使用でき、*.txtとして実施すると、ファイル名が出力された後に、中身が表示される。下の画面で赤枠がファイル名。

コンソール画面にファイルの中身が出力されるので、それを行ごとに変数に入れるバッチファイルを作ることはできる。

echo off

set settingfile="Excel.txt"

set /a n=0

setlocal enabledelayedexpansion 
for /f "delims=" %%A in ('"type %settingfile%"') do (
  set "line[!n!]=%%A"
  set /a n=n+1
  echo %%A
)

ここで、typeの実行結果を1行ずつ line[!n!]の変数に入れるとともに、echoでコンソール画面に表示している。ファイル中に実行コマンドを入れておけば、行ごとに実行させるといったこともできる。

ExcelやWordの中身をテキストファイルに変換できれば、何かしらの使い道はあるかもしれない。Excelでもらったユーザ一覧をバッチファイルを使ってデータ登録するとかかな。