ノートパソコンのグリス塗り

■CPUのグリス塗り
使っているノートパソコン(VersaPro VB-E, NEC 2012年出荷)が突然落ちるようになった。
メモリ部分にほこりがたまり、誤作動を起こしているのかと思い、後ろのふたを開けて掃除した。それでもまだパソコンが落ちる。さらにパソコン内部を掃除してみたけど、まだ落ちる。
熱暴走をしているのかと思い、CPU温度を確認。
「Windows 管理ツール」-「パフォーマンスモニター」から「+」でThermal Zone Informationを追加することで、CPU温度が確認できるらしい。値はK(ケルビン、℃ + 273)表示なので、330で57℃となる。

パソコンが落ちる前の状態の温度を確認すると、330(57℃)から335(62℃)くらい。この値が高すぎるのかよくわからないけど、他に原因となりそうなものも思いつかない。

CPUのグリス部分は完全に固まっていたので、冷却効果は落ちていると思う。
下の図の右側がCPU部分で、そこから曲がった金属の棒が左側のファンと接続されている。これで熱を伝導させて冷却しているのだろう。

少し力をいれて金属部分を取り外す。
この白い部分をきれいにして、新しく塗り直す。

グリスをかえるのは初めてなので、グリスとへらと掃除用のシートがセットになったものを購入(1000円くらいだった)。


きれいにした。

グリスをたくさん塗る必要はないようなので、半分くらいの量を塗り、へらで整えた。
整えた後に金属部分を接着。


グリスを塗り替えた後、もう一度CPU温度を確認。
うーん。温度だけを見ると、そんなに変わっていないように見える。熱暴走が原因ではなかったのかな。

塗り直した後も突然電源が落ちた。
グリスが基盤についているのではと思い、もう一度パソコンをばらして確認。おかしなところはなかったので、掃除をしながら、しっかりとパソコンを組みなおした。
それまでの頻度では電源は落ちなくなった。
現在ようすみ中。

これでも電源が落ちるようなら、そろそろパソコンの買い替えも検討しないといけないかも。