RPA (基本的なこと006_トリガー)

■トリガーを試してみる。
前回まででアクションや変数を使ってみたけど、変数とアクションの下にトリガーというものがある。名前からして、RPAの起動をかけるきっかけを与えるものだろう。Eメールトリガーを見てみると、送受信時にBotを起動とあった(下の図)。メール受信してメッセージを表示させるものを試してみた。


トリガーは、RPAの操作の開始の上に1つ項目をおいた後、メール設定を行うだけ。
メール設定には、Outlook、Eメールサーバー、EWSサーバーとあった。使っているメールはOutlookなのでこれが使えるかと思ったけど、細かな設定内容もなくトリガーを起動してメール送信しても動かない。よくわからなかったので、Eメールサーバーで設定。こちらはOutlookのファイルタグから「アカウントの設定」-「サーバーの設定」の情報でこと足りた。


トリガーで実行を行うとリッスンの状態となる(下の図)。
この状態で、メールを送信すると、それを受けRPAが実行される。上の設定では10秒ごとに確認しているため、すぐに実行されメッセージボックスが表示された。


件名や送信元の指定もできるため、特定のタイトルを指定することで、タイトル毎に実行するRPAを変えることができる。実際の業務では、RPAをサーバー側で常に実行させるのかな。上のようなリッスン画面が常に表示されている状態はあまり正しい使い方ではない気がするけど。

基本的なことの調べはこのくらいにして、次は何かつくれないか考えてみようか。