RPA (基本的なこと005_PDF, TXT, メッセージ)

■操作の組み合わせ(PDF, TXT, メッセージボックス)

前回Excelだけの操作を行ったけど、いくつかの組み合わせを試してみる。1つの例として、PDFのデータをテキストにコピーし、内容をメッセージボックスに表示させる。アクションのリストは下のもの。

PDFに対するアクションは下の通りだけど、内容を取り出せるのは「テキストの抽出」くらいかな。「テキストを抽出」して、aaa.txtにコピーし、このテキストファイルを開く。開いたファイルを読み取ると、テーブルのデータとして取得できるよう。その後、テーブルの列、行を取得しメッセージボックスでどうなっているか確認する。



PDFファイルのサンプルとして、Excelから下のものを作った。これに対してRPAを実行。

メッセージボックスの結果が次のもの。

テーブルデータに対する指定は、プログラミング言語での配列の指定と同じみたい。テーブルデータ($Text$)に対して、$Text[行番号][列番号]$と指定する。ここでは、[1][0]と指定しているため、2行目、1列目の「Date: 2021/2/9」が文字列として取得できる(1番目は[0])。行や列の数を取得すると、サンプルのデータから3行、1列が得られる。コロン(:)で区切り指定すれば、おそらく2列になるんだろう。
変数の取り扱いで、行の数は数字として得られ、メッセージボックスは文字列でなければならないので、ここでエラーが出た。いちいち数字を文字列に変換する1行をはさまないといけないのかな。