RPA (基本的なこと004_if_for文)
■if, for文を試してみる
前回、アクションリストから作った操作ができたので、少し複雑なものとして条件分岐(if文)、ループ処理(for文)を加えてみた。アクションリストの「If」と「ループ」から操作をもってきて下のようにした。
2行目でループが始まり、一段下がった部分が繰り返される。ループ内の処理は、セルをコピーし(3行目)、指定のセルに貼り付ける(8、10、12行目)だけの簡単なものにした。
7行目より下の条件分岐としてループ処理が4回以下はD列、7回以下はE列、それ以外はA列に貼り付けるようにしている。
アクションリストの一覧の上に変数を表示する部分がある(下の図)。「+」から新しい変数を追加できたので、ループ処理用のNumLoopとセルの行指定のためのNumTempを追加した。
この処理を下のExcelに対して実行する。
コピーする対象はB4(2222)。
次が結果。
コピーされたセルが繰り返し貼り付けられている。条件分岐も機能しており、ループの回数に応じて、それぞれD列、E列、A列にふられている。
条件分岐とループ処理が使えればいろいろ行える範囲は広がるけど、このあたりはマクロを使ってできる範囲だろうなー。Excel以外の操作を入れていけばRPAの価値も出てくるのかなと思う。
次は、別のアプリケーションか何かと連携させてみようか。