RPA (Web情報回収009_データ操作_Excelの高度な操作)

■Excelの高度な操作
今回トリガーについて調べようかと思ったけど、もう少しExcelの操作を改善する。
今のコードでは、常にExcelのA1セルから順にデータを入れていく形になっているが、RPAを動かすたびに空欄の行からデータを追加する形にしたい。

Excelを操作するアクションには「Excelの基本操作」と「Excelの高度な操作」がある。
今まで「Excelの基本操作」を使っていたけど、「Excelの高度な操作」の中に空欄のセルを扱うものがあったので、これを使ってみる。とりあえず試しに今まで作ったところに1行追加して動かしてみた。
下のようなSessionのエラーが出た。

同じSession名を付けているのになぜだろうと思っていたけど、どうやら「Excelの基本操作」と「Excelの高度な操作」のアクションを混在させて(少なくとも同じSessionで)動かすといったことはできないもよう。
あとで気づいたけど、「Excelの高度な操作」はMicrosoft (MS) Excelがインストールされているもの限定で使用できる機能らしい。同じExcelの操作でも裏でやっていることは違うのかな。

「Excelの高度な操作」の中にも「Excelの基本操作」と同じセルの取得やセルの設定といったアクションがあったため、すべてを「Excelの高度な操作」の中のアクションに置き換えて実行した。今後はうまく動いた。

最終的に、「次の空欄のセルに移動」で空行のセルまで下方向へ移動し、「行番号を取得」で移動後のセル(カーソルがあってるセル)の行番号を取得した。

これで既にデータがある行を避けて、データの書き込みを行うことができた。
次回、トリガーについて調べてみる。